簡易版履修の手引き
-第2回 教科の分類(文系)-

今回は文系の人が履修する授業について説明します。(担当:稲尾)

授業の種類

授業はおおきく「基礎科目」「総合科目」「主題科目」の3つに分類されます。以下にその詳細を簡単に説明します。

基礎科目

既習外国語(英語)

英語の授業は「英語一列」「英語二列」「英語演習(文3のみ)」に分類されます。

  • 英語一列
    東大生の英語力を低下させているとも噂される授業。 リスニング教材を放映しつつ教科書を読む単調な授業形態が延々と13回繰り返され、教官によってはスーパーお昼寝タイムとなります。
  • 英語二列
    少人数で授業を行うタイプの授業。各自が希望を登録し、抽選によってクラス(教官)が決まります。 ハズレをひくとネタとしてはおいしいですが、その学期を棒に振りかねません。
  • 英語演習(文3のみ)
    語学を追究する文3クオリティ炸裂の授業。僕は文2なので知りませんが、 きっと英語を演習しているのでしょう。

初習外国語(第二外国語)

通称「二外」。1年生のうちは「○○語一列・二列・演習」の週3回授業があります。 テスト前には、ドイツ語とフランス語の人は内容が難しいため、中国語とスペイン語の人は舐めプしすぎたため、死にそうな顔をしています。

  • 一列・二列
    同じ教科書をなぜか違う教官がひたすら進めまくる授業。毎年この授業を甘く見すぎた人の死亡事故が絶えません。
  • 演習
    ネイティブの教官が怪しい日本語で授業をおこないます。

情報

1学期のみに開講され、プログラミングや情報社会の仕組みについて学び、たまにレポートが課されます。 こちらも教官によってはネットサーフィンの時間となります。

身体運動・健康科学実習

1学期と2学期に開講。面倒なので旧称の略称である「スポ身」と呼ばれます。 出席して無難にスポーツをしていれば優が降ってくるおいしい授業ですが、1コマにつき1単位です。 なぜかアーチェリーは選択肢にはありません。

基礎演習

1学期に開講されます。内容は教官によって異なりますが、基本的には個人ないしグループで設定したテーマについて発表し、 レポートを書くというものです。賢い人は担当教官の専門外であるニッチなテーマを突きます。

方法基礎(文3のみ)

文3生を対象に開講される必修科目。基礎演習で習ったことをもう一度応用的な形で広げることが目的で、 「哲学演習」「資料論」「データ分析」「テクスト分析」から重複可で2つを履修する……らしいです。僕は文2なので正直よくわかりません。

人文科学

「心理」「歴史」「哲学」「倫理」「ことばと文学」の5分野からなり、それぞれ語尾にT、Uと数字がつきます。 5分野のうち2分野以上にわたって履修する必要があります。科類ごとに進級や進学に際して一定の制限がかかる(後述)ので、 履修計画をたてるときには注意が必要です。

社会科学

「法」「政治」「経済」「数学」「社会」の5分野からなり、それぞれ語尾にT、Uと数字がつきます。 こちらも2分野以上にわたって履修する必要があり、人文科学と同様に科類ごとの制限がかかります。

総合科目

「その他諸々」の授業です。A〜Fの6系列に分かれ、Aにいくほど文系チック、Fにいくほど理系チックな内容となっています。 進振りや進学の際にはA〜C系列から2系列以上にわたり8単位、D〜F系列から2系列以上にわたり8単位を取得する必要があるので、 「A系列とD系列だけで16単位埋めたった^^」とか言っていると進振りで抹殺されます。

主題科目

「テーマ講義」「全学自由研究ゼミナール」「全学体験ゼミナール」の3つに分かれます。通常とは毛色が異なる授業が多く、 座って感想を書くだけで単位がくるものからガチなものづくり体験、休暇中に合宿があるものまで様々です。 成績は「合格」「不合格」でつくのが特徴です。

必要取得単位数

基礎科目

文系は、進学の条件として2年の4学期までに合計で70単位取得する必要があります。 単位の取り方は、科類によって若干異なっています。各科目ごとの必要最低単位数は下記のとおりです。

共通

情報、スポ身、基礎演習が各2単位、総合科目のA~C系列から2系列以上にわたり8単位、D〜F系列から2系列以上にわたり8単位、主題科目2単位

文1

英語一列・二列で10単位、第二外国語の一列・二列・演習で14単位、 社会科学で「法T・法Uの4単位」または「政治T・政治Uの4単位」を含めて10単位、人文科学4単位、他に取得しなければならない単位が8単位

文2

英語一列・二列で10単位、第二外国語の一列・二列・演習で14単位、 社会科学で「経済T・経済U・数学T・数学Uの中から4単位」を含めて10単位、人文科学4単位、他に取得しなければならない単位が8単位

文3

英語一列・二列・演習で12単位、第二外国語の一列・二列・演習で16単位、方法基礎で4単位、社会科学で4単位、 人文科学で2単位、他に取得しなければならない単位が6単位

 4学期には進振りで決定した学部の専門課程の授業が始まるので、3学期までに70単位を取得することが望ましいです。 さらに、進振りは3学期までの基礎科目と総合科目、あわせて60単位+αの平均点で決まるので、 最低でも60単位は取っておかないと不足分が0点で換算され、楽しいことになってしまいます。 また、進学とは別に1年から2年に進級するために必要な単位数というものもありますが、スペースの都合上割愛します。


次回は、理系の人が履修する授業について説明します!