簡易版履修の手引き
-第4回 履修の組み方と履修登録-

今回は、実際に履修科目を決めるためのコツと、それを大学側に知らせる「履修登録」という手続きについて説明します。 これをしくじると、僕みたいに今学期週2コマしかないぜ!みたいなことになるので、絶対にしくじることのないようにしましょう。(担当:稲尾)

履修を組んでみよう

 さて、授業の分類についてある程度わかったところで、実際に時間割を組んでみましょう。 慣れないうちは手間がかかりますが、進振りを目標に、いかに授業のコマ数を各学期に振り分けるかなど戦略的な思考を鍛えることもできるため、 わりと楽しい作業です。個人的には。
 以下に基本的な流れを記述します。

1. 必修の授業がどこに入るかを確認する

分厚いシラバスやUTask-Webを参照し、英語、第二外国語、情報、スポ身、の時限を確認し、時間割表に書き込んでください。 これに加え、文系は基礎演習、理系は基礎実験・数理科学・物質科学・生命科学の授業がどこに入るかをチェックしましょう。 これらの授業は我々の意思に関係なく、勝手に決定されます。ただし、英語一列・二列はUTask-Webでクラスを登録するほか、 スポ身は初回の授業で種目を決定します。

2. 準必修科目を決定する(文系のみ)

文系の方は、次に社学と人文を決定します。これらは決まった時間に数科目が重複して開講されるので、その中から選んで時間割に加えましょう。 文一の方は法と政治、文二の方は経済と数学を履修するのが一般的です。進級のことで戦々恐々としたくない方は、 1学期にわりと多めに単位をとったほうがいいです。あえてスリルを追求する方はご自由になさってください。

3. 総合科目・主題科目を配置する

さて、以上の科目によってだいぶ時間割が埋まったと思います。最後に、空いているコマに総合科目や主題科目を、 進級や進振りに必要な単位数を考慮しつつ入れていきましょう。興味のある授業を取るほうが楽しいですが、 教官がいじめっ子だった場合はエライ目に遭いかねませんので、「逆評定」(次回詳しく説明します)を購入し、教官の人柄を事前に調べておくことを強く勧めます。

4. 時間割のバランスを調整する

4. 以上の手順で時間割を組みました。では、最後に時間割をもう一度精査し、実行可能で合理的な選択をしたかを確認しましょう。 主な確認内容は以下の通り。

  • 科目や系列が偏っておらず、進級や進振りがしっかりと考慮された履修計画となっているか
  • コマを詰め込みすぎではないか(いわゆる「四月病」で授業をとりすぎる人は案外います。 朝9:00から始まる1限も段々と出席するのが億劫になってくるものです)
  • 期末試験の時間割が大変なことになってないか(「火曜日試験4つもあるんだけど〜」みたいな事態は避けるべきです。 死にます。レポート評価の授業を適宜織り交ぜるのが吉)

履修を登録しよう

超大事。これをしないと折角組んだ時間割が「ぼくのかんがえたかんぺきなじかんわり」に成り下がってしまいます。 ここでは簡単な手順をご紹介しましょう。

1. 自分の履修登録の期間を調べる

シラバスの最後のページに載っています。これが重要です。一度調べてしまえば簡単には忘れません。 履修登録直前になればTwitterとかで浮き足立つ人間が増えてきます。たぶん。

2. 時間割を組む

先ほどの手順に従って履修する科目を決定します。

3. UTask-Webにログインし、履修登録をおこなう

あとはUTask-Webで履修登録をおこないましょう。その際は、英語二列など抽選があるクラスの希望を登録することも忘れずに。

4. 履修登録を訂正する

4. 実際に履修していて、「あ、この時間割キツイな」「この授業全然面白くないじゃん!!」「1限だるい」みたいなことは当然起きてきます。 そんな学生のために、一回だけ履修登録を訂正する期間が設けられます。これもシラバスの最後のページに載っているので、 しっかりチェックしておきましょう。

 ほら、簡単でしょう?こんなこともできないなんて、とんだおマヌケさんですよね。

 履修の仕方がどういうものか、少しは分かっていただけたでしょうか。

 大学では、やらなきゃならないことがたくさんあります。しかし、自分の意思で行動を決定できる「自由」があることも確かです。 学問に勤しむもよし、部活に励むもよし、バイトをして軍資金を貯めるもよし。この自由な4年間を生かすも殺すもあなた次第です。 後になって悔いることの無いよう周到に計画を立てつつ、思いっきり楽しんでください。


 ……と、うまくまとまったようなかんじになりましたが、実はまだ続きがあるんです。 なんだかんだでこれが一番重要といっても過言ではないかもしれません。
 ということで、次回は東京大学が誇る独自の「試験対策」についてお話します。