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アーチェリーとは

アーチェリーは、自分の手元で放った矢が、的のどこにあたったかで勝負します。フォームの綺麗さを競うわけでもなく、矢が放たれてから弓を飛び出すまでのたった0.02秒ほどで雌雄が決してしまいます。
その一瞬のために神経を集中させ、矢を放ちます。その矢が的のど真ん中に吸い込まれていく時の快感は、何物にも代えがたいものです。

どんな競技?
アーチェリーのルールは離れたところにある的に向かって矢を放ち、矢の刺さった位置で得点を競うという、とても単純明快なものです。距離は様々で、大学の競技では主に30,50m先の的を狙います。オリンピックなどでは70m先の的を狙います。
また、競技の種類も屋外の平地で行うアウトドアターゲット、屋内で行うインドアターゲット、山や森の中の複雑な地形で行うフィールドなど多様です。
和弓との違い
矢をつがえる位置、狙う距離など様々な点が違いますが、一番の違いは、アーチェリーでは様々な器具を弓につけることです。
的中精度を上げるためにサイト(照準器)、スタビライザー(安定器)といった弓具を用います。そのため、初心者でも比較的楽に遠くの的に矢を当てることができます。
また、カスタマイズ性が高く、弓具の色や形のセレクト次第で自分好みにすることができます。
加えて比較的競技人口が少ないため、努力次第で誰でも上位に食い込めます。
アーチェリーの魅力
アーチェリーは競争相手によって自分のプレイが影響されるということはありません。そのため、自分の実力がそのままスコアに反映されます。高得点を出すためには技術を磨くだけでなく、自分のメンタルをうまくコントロールすることも必要です。真に競うべき相手は自分自身というのが個人競技のアーチェリーの魅力の一つです。
また、アーチェリーは生まれつきの身体能力や運動神経を必要としないので、老若男女どなたでも楽しむことができます。他競技と比べると大学から始める人が多く、上達もしやすいので、初心者でも始めやすいスポーツです。