新入生へ

新入生の一年

コロナ禍での活動

コロナ禍のなか、我々も活動を大きく制限されました。四月以降は課外活動ができず、射場に行くこともできませんでした。一方、競技や部活の特性上、その影響を最小限に止めることができました。

4月-7月
Zoomで部員で集って練習をしました。
アーチェリーは家の中で、矢をつがえずに弓を引く「素引き」という練習や何も持たずに弓を射つ動作を真似する「シャドーイング」という練習などがZoomを通じてできるので、コロナ禍の中でも最低限の練習をすることができました!
授業予定に合わせてフレキシブルに練習できる分、普段とは違った効果もありました。
勿論一年生にも、Zoomを介してフォームを教えたり軽い筋トレをしたりと、上級生と一緒に練習に取り組んでもらえました!
8月-
感染症対策に最大限の配慮をしつつ、射場での練習を行うことができるようになりました!
個人競技なので「密」を避けることができ、また自分の家に近い射場で、空いている時間に練習できるというのもコロナ禍の中での強みです。
射場での個人練習と併せて、Zoomでみんなで集まってやる練習も行なっていて、部員どうしの交流の場となっています。
前例のない部活動の中、不安はありましたが、一年生も例年と同じように成長してくれていて、嬉しい限りです。
今後
感染症の流行度合いによって活動内容が変化しますが、これまでに確立した練習内容をもとに感染症対策に配慮した活動を行なっていきます!

例年の活動

例年は、季節に応じてイベントが様々あり、冬には室内で行う競技などもあります。

3-4月
新歓の季節です。
また、授業がある平日には毎日5限の時間に体験練習会を行っています!4限終了後に部員が生協食堂前にてお待ちしております。4月中に新歓コンパも開かれるので、こちらにもぜひぜひ来てください!(もちろん新入生は参加費無料です!)
4-7月
入部したら、夏学期の間は「駒練」という弓を引けるようになるための基礎練習を、駒場で週2回のペースで行います。
6月の頭には東京大学の保有する千葉県の検見川セミナーハウスにて、一泊二日の新歓合宿があります。内容は概ね普段の駒練と同じなのですが、合宿なので新入生同士や上級生と仲良くなれる絶好の機会です!
また、基礎が身についてくる段階になると、本格的に射場へ行って18Mくらい先の的を射てるようにもなります。
ちなみに駒練や練習のあとの夕食は全部おごりです! 好きな物を好きなだけ食べられますよ。
夏休み
夏休みあたりになると、基礎もだんだん身についてきます。そしていよいよ夏合宿の前後から本格的に距離を射つようになります。
夏合宿は少し長いですが、そのぶん部に入っていないとなかなか味わえないようなやりがいや達成感はこの上ありません。まとまった練習時間が取れるので、大きく飛躍するチャンスでもあります。特に未経験者はここで大きく点数が上がります。
9月〜
1年生も上級生に一緒に公練に参加するようになります。写真は公練の様子です。
このころにはもう1年生も一人前のアーチャーで、1人で射場に行って自由に距離を射つことができます。自分の家に近い射場を選ぶこともできますよ。
また夏休みの終わる頃には1・2年生中心の秋合宿が再び検見川にてあります。距離を射つことが中心の合宿で、1・2年生の連携もより強固になります。
秋合宿の間にはOB・OG射会もあり、過去に洋弓部で活躍された先輩方との交流の機会もあります。
10月〜
秋は練習試合のシーズンです。また、六大学新人戦、国公立新人戦、学連新人戦といった数多くの新人戦もあり、1年生は初の対外試合となります。ここで全力を出せるように頑張りましょう。
東大洋弓部では毎年、新人戦で優勝や上位入賞など輝かしい成績を残す部員もいます。
冬は室内で行われる大会が多く催され、それらにエントリーすることもできます。写真は室内開催のインドア大会の様子です。
リーグ戦
テストが終わると、リーグ戦へ向けての練習が本格的に始まり、戦力強化のための春合宿もあります。
リーグ戦は1年で最も重要な試合であり、ここでの勝利のために1年間練習を積み重ねます。